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雪の日の空に

第1章 日常

朝は得意ではない。

重たい体をやっとの事で起こし、今日もいつもと同じ1日を迎える。

顔を洗い髪をとかすと、インスタントのコーヒーを片手に見もしないテレビをつける。

着替えをし、メイクを適当にすませると、出勤準備完了だ。



26歳独身。
服もメイクもこだわりなんてものはない。

同期で独身の子達はここぞとばかりに出会いだ何だと忙しく自分を磨き上げている。

結婚願望のない私には全く理解出来ない行動だ。

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