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雪の日の空に

第7章 偽りの関係

振り返る事も無くどんどん進んで行く佐月さんに引っ張られる様にしてたどり着いた先は、佐月さんのアパートだった。

玄関の扉がバタンと音を立てて閉まると、佐月さんは靴を脱ぐのも後にして、飛びつく様に強引なキスをした。

「んっ、さつきさっ…。」

何度となく触れて欲しいと願ったとはいえ、こんなに急だと驚きすぎて思考が止まる。

深く、翻弄する様な激しいキスをしながら上着を強引に脱がされ、佐月さんも同じように上着を脱ぎ捨てた。

佐月さんの手でワンピースのファスナーが下され、ストンと床に落ち

ブラを捲り上げられ、あらわになった胸を強引に佐月さんが掌で包む

「んっ、あっ。」

唇を離した佐月さんの舌が胸の先端に押し付けられ、声が漏れると下着がするりと下ろされた。

片足を強引に持ち上げられ、とてつもなく恥ずかしい格好になる。

片手で太ももを上に上げられ、しゃがみこんだ佐月さんの舌が私の1番敏感な場所に触れた。

「ダメっ、さつきさっ…あ…ん、恥ずかしいっ。」

足を閉じようにも持ち上げられられていて出来ない。


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