
エスキス アムール
第29章 彼からの誘惑
【波留side】
「ん、…ぁ」
彼はの舌は
直ぐに俺の舌を掬い取って、絡める。
その感覚はとても優しくて
とても気持ち良かった。
最初はなんとも思ってなかった。
良いやつに巡り合えたな。くらいで。
木更津が俺のことを好きだと言っているのも
半分はジョークのような気でいた。
だけど、彼が俺の行動で
顔を赤くしてみたり、
喜んでくれたり
何かアクションを起こすたびに。
嬉しくなったり、
哀しくなったり、
恥ずかしくなったり
心が動かされていく自分がいた。
最近、木更津は
俺を抱きしめて寝なくなったし
朝と夜のキスもしなくなった。
彼の様子は明らかにおかしかった。
だけど、彼は涙を流すだけで
何も言わない。
それがどうしようもなく、
切なくなった。
心に隙間があるのなら、
今度は俺が埋めてやりたいと思った。
埋めたいと思って彼にキスをし、
彼を抱きしめた。
それっきりで、
彼はそれからも俺に触れようとしない。
それがどうしてももどかしかった。
触れて欲しい。
いつの日かそう思うようになった。
こんな気持ち、わけがわからないけど。
だけど、朝起きて彼が横に寝ていて。
その寝顔をみていたら
とうとう我慢かできなくて、
木更津が同じ気持ちなら、
いっそのこと噛み付いてめちゃくちゃに
してくれと、
自分の欲望が止まらなかった。
「ん、…ぁ」
彼はの舌は
直ぐに俺の舌を掬い取って、絡める。
その感覚はとても優しくて
とても気持ち良かった。
最初はなんとも思ってなかった。
良いやつに巡り合えたな。くらいで。
木更津が俺のことを好きだと言っているのも
半分はジョークのような気でいた。
だけど、彼が俺の行動で
顔を赤くしてみたり、
喜んでくれたり
何かアクションを起こすたびに。
嬉しくなったり、
哀しくなったり、
恥ずかしくなったり
心が動かされていく自分がいた。
最近、木更津は
俺を抱きしめて寝なくなったし
朝と夜のキスもしなくなった。
彼の様子は明らかにおかしかった。
だけど、彼は涙を流すだけで
何も言わない。
それがどうしようもなく、
切なくなった。
心に隙間があるのなら、
今度は俺が埋めてやりたいと思った。
埋めたいと思って彼にキスをし、
彼を抱きしめた。
それっきりで、
彼はそれからも俺に触れようとしない。
それがどうしてももどかしかった。
触れて欲しい。
いつの日かそう思うようになった。
こんな気持ち、わけがわからないけど。
だけど、朝起きて彼が横に寝ていて。
その寝顔をみていたら
とうとう我慢かできなくて、
木更津が同じ気持ちなら、
いっそのこと噛み付いてめちゃくちゃに
してくれと、
自分の欲望が止まらなかった。
