無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

その唇が耳にいくと、
身体が跳ねて、反応する。


「んぁ…っあぁ…っ」


吐息を漏らせば、
彼の指が口内に入ってきて、

上顎を撫で上げた。


それがとても気持ち良くて
舌を絡ませると、

唾液が溢れ出る。


「ほんと、エッチだね」


それだけで呼吸が乱れて
ボーッと彼を見つめると、

木更津は、溢れた液体を舐め上げた。

その間も、
口内を指が暴れまわる。


唾液を飲むのに必死で
卑猥な声が漏れた。


苦しくなって
その指から逃れようと顔を動かすと、

その指で固定されて、
唇が重なる。



木更津は、吸うようにキスをした。


その瞬間、電流が走ったかのように
身体を快感が駆け巡る。

唇と唇が触れ合わせる行為だけで
身体が痙攣した。