無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「波留くん、まさか分からないで戻ってきたの？」

「わ、かってるけど…っでも…っ」

「でも、なに？」



「……さ…、さびし…かった…っ」



消え入りそうな声で、そんなことを言われて。
興奮していた下半身がもっと熱を持つ。


「ごめんね。僕も寂しかった」

「…ん、ぅ…っん」

「今日はたくさん気持ち良くしてあげるから。」

「んぅ…っん、ふ…ぁは…ん」



まだ興奮しているものには触れず、身体を撫で回しながら唇を重ねる。
彼の舌を吸うと、ブルブルと身体が震えた。
後ろの穴をみると、ヒクヒクとして僕を誘っている。
その入り口を撫でながら、彼の様子を伺った。


「彼女になんて言ってきたの？」

「ひ…ぁ、やぁあ！そ、こ…っん」

「ねえ、なんて言って、ここに来たの？」


後孔を撫でたりつついたりしながら、顔を息がかかるくらいまで近づけると、開いた彼の瞳と目があった。
その瞳は快楽と戸惑いの間で揺れていて、もっといじめたくなる。



「んぁ…っ……きさらづ、が…」

「うん？」

「きさらづが、…ふ、ん……すき……って…あぁ！」



うるうると濡れているその瞳は、たまらなく美しい。
言葉を紡いだ瞬間に撫でていた指を穴の中に突っ込んだ。その中はとても熱くなっている。
少し指を挿れただけで吸い込まれるみたいに呑み込んで行く。

可愛い。なんて、可愛いのだろう。


もう、言葉を紡ぐ時間すらも勿体無いと感じて、綺麗な彼の肌に吸い付いた。