ドSで変態な、私の執事。
第6章 バレてはいけない
私とレオはその後、
ドレスの購入を済ませた。
電源をつけられることはなかったものの
異物感を感じ、店員さんの話など耳に入らなかった。
レオはそれに気がついたらしく
私の代わりに話をしっかりと聞いてくれた。
「またのご来店お待ちしております。」
「こちらこそ、ありがとうございました。
素敵なドレスでしたよね、お嬢様。」
「え、ええ…」
「ふふ、それでは、失礼致します。」
レオは店員さんにそういい、
車のある場所へ向かった。
私は気が付かれないように、
レオの後ろを着いて行った。