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自業自得少女の恋物語

第1章 すべての始まり

「じゃあはじめに、何やんの?」

「先輩に任せますよ。。笑」


少し気まずい。

先輩とこんなことになるなんて思わなかったから。

部活の後輩とこんなことになるなんて先輩も思わなかっただろう。

「じゃあ、目閉じて。」
「はい。」

私はかたく目を閉じた。

私の顎を触る先輩の手。
そして上へ私の顔を上げる。

そして私の唇に柔らかいものが押し当てられる。
とても柔らかくて暖かい。

そのまま押し倒す先輩。

童貞なのに慣れたような手で体を触る。

少し目を開けてみた。
先輩は目を閉じて集中しているようだ。


先輩をこんな方法で落とそうとするなんて私はズルい。

私には罪悪感しかなかった。

でも私を止めることは私自身でもできなくなっていた。

もう

手遅れだ。

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