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自業自得少女の恋物語

第1章 すべての始まり

私を少しいじった後先輩は私の体をじっと見つめていた。

「なんですか?」

「いや。体こんなに小さいのに中だしされてこの小さい体でいろいろ背負ってるってすごいなって思っただけ。」

「背負ってる…?」

いろいろ背負ってるってどういうことなのだろう。


人間関係?

「別に背負ってるってわけではないですよ?
むしろまったく気にしないんで。」

私は作り笑いでそういうしかなかった。

本当は苦しい。

でも誰かに気づかれたくない。心配かけたくない。とくに先輩には。

そう思ってそうするしかなかった。

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