
自業自得少女の恋物語
第2章 少しずつ崩れて変わってく
先輩と付き合って一週間。
あっという間だった。
部活が終わって帰るとき手を繋いで家が遠いのにバス停まで送ってくれる優しいゆうた先輩。
部活の人に付き合ってるの?って散々聞かれても笑顔でまるで自慢するかのように
「付き合ってるよ。」って言う。
自慢できるような顔でもないのにそんな自慢してなんだか恥ずかしかった。
でもそんな先輩をどんどん好きになっていった。
好きになる理由はないがなぜか付き合う前よりも好きになっていた。
ある日バス停まで送ってもらっている時のこと。
「なんか三年間すんごい部活嫌だったけど今はすごい楽しいな。こんなに良い人が彼女になってくれて、かなとは大違いだ。」
かなとはゆうた先輩に一目惚れし、3年間ずっとアタックしていたゆうた先輩の同級生だ。
「吹奏楽の同じパートに彼女がいて同じパートに好意を寄せられてる人がいるって…モテモテで大変ですね笑笑…って。あっ、、、。」
私はあることを思い出した。
「かな百華のこと相当嫌ってるよな今。笑好きな人奪われたから仕方ないんだけど。ってなした?」
「先輩と話すずっと前のことです、、」
「なんだ?」
「私、かな先輩がゆうた先輩のこと好きだってすぐわかったし、同じパートだから仲良くしようって思ってライン送ったんです、、。そんで、私、かな先輩ってゆうた先輩のこと好きですよねって話して図星で、頑張ってくださいね!応援してます!って言っちゃったんですよ。
お、う、え、ん、し、て、ま、す!って!」
「?」
何が言いたいのかわからないのか…笑
「すごい裏切った感じになってさらに嫌われるじゃないですか!!!!」
好きな人を取られたってだけでそうとう泣いていたかな先輩。
応援してますっていって裏切ってしまった私。
かなり嫌われるだろう。
私は最低な人間だ。笑
「あー…。気にすんな。なんかされたら俺が助けるから大丈夫。」
「あ、はい。」
…気にすんなって言われても少し気にしてしまうのが私だ。
この先の部活がすごく不安になった。
あっという間だった。
部活が終わって帰るとき手を繋いで家が遠いのにバス停まで送ってくれる優しいゆうた先輩。
部活の人に付き合ってるの?って散々聞かれても笑顔でまるで自慢するかのように
「付き合ってるよ。」って言う。
自慢できるような顔でもないのにそんな自慢してなんだか恥ずかしかった。
でもそんな先輩をどんどん好きになっていった。
好きになる理由はないがなぜか付き合う前よりも好きになっていた。
ある日バス停まで送ってもらっている時のこと。
「なんか三年間すんごい部活嫌だったけど今はすごい楽しいな。こんなに良い人が彼女になってくれて、かなとは大違いだ。」
かなとはゆうた先輩に一目惚れし、3年間ずっとアタックしていたゆうた先輩の同級生だ。
「吹奏楽の同じパートに彼女がいて同じパートに好意を寄せられてる人がいるって…モテモテで大変ですね笑笑…って。あっ、、、。」
私はあることを思い出した。
「かな百華のこと相当嫌ってるよな今。笑好きな人奪われたから仕方ないんだけど。ってなした?」
「先輩と話すずっと前のことです、、」
「なんだ?」
「私、かな先輩がゆうた先輩のこと好きだってすぐわかったし、同じパートだから仲良くしようって思ってライン送ったんです、、。そんで、私、かな先輩ってゆうた先輩のこと好きですよねって話して図星で、頑張ってくださいね!応援してます!って言っちゃったんですよ。
お、う、え、ん、し、て、ま、す!って!」
「?」
何が言いたいのかわからないのか…笑
「すごい裏切った感じになってさらに嫌われるじゃないですか!!!!」
好きな人を取られたってだけでそうとう泣いていたかな先輩。
応援してますっていって裏切ってしまった私。
かなり嫌われるだろう。
私は最低な人間だ。笑
「あー…。気にすんな。なんかされたら俺が助けるから大丈夫。」
「あ、はい。」
…気にすんなって言われても少し気にしてしまうのが私だ。
この先の部活がすごく不安になった。
