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それから二日後、

先輩がバス停まで送ってくれてる時だった。

「あ、百華。」

「はい？」

「俺さ、去年まで2年のまなに片思いしててお祭りとか2人で行ってたんだけどさ。」

「片思い…笑」

片思い。
嫌な予感がした。

まな先輩は私とゆうた先輩とかな先輩と同じパートの人だ。
ほんとうにゆうた先輩は大変な人だなー。

「ほかの先輩とかが俺にまなはなしたの？とか聞くと思うけど気にしなくていいからね。」

「はーい…」

なんだろうか。
嫌な予感しかしない。

きっとかなり好きだったんだろう。

またまな先輩のことが気になってしまうのではないかと思って不安に押しつぶされそうになった。

やっぱり私なんかと付き合わない方がよかったんじゃ…。

「百華。？バス来たぞ！笑」

「えっあっはい笑ぼーっとしてましたw」

そんなこと考えてる間にバスは来てしまった。

なんだか複雑な気持ちだった。

「それじゃあまた明日部活で会いましょうねー笑」
「はいよー！じゃあなー！」

そう言って私はバスに乗る。

バスの中で涙が出てきた。

やっぱり私なんかじゃだめだ。

ゆうた先輩はまな先輩じゃないと…。
私なんかと付き合ってると不釣り合いだし…。
まな先輩のほうが悔しいけどお似合いだ…。

…別れちゃうのかな。

その日私は家に帰ると部屋にこもり泣き叫んでいた。

こんな弱い自分自分でも嫌になる。。