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自業自得少女の恋物語

第3章 苦しみ

モヤモヤも晴れてスッキリしてしばらくたった。

コンクールも終わり仲良く二人で帰っていたりしていた。


そして付き合って2ヶ月が経とうとしていた頃だった。

「もう少しで2ヶ月ですねー」

「そうだねー。」

「早くないですか?」

「たしかに。笑」

ゆうた先輩は携帯をいじりながら返事をしていた。

それは前もあったがなんだかこれは冷めているように感じた。

「どこか行きます?」

「どこでもいいよー」


この時から私はもうこれで最後だと確信した。

先輩はこんなに冷たくない。
きっと自分の本当の気持ちに気がついたんだろう。
今度こそ別れるのかな。


この日から私は苦しみが多くなった。


先輩のためにも別れた方がいいとは心の中で思っていた。
だけどそれは自分の気持ちに逆らうことになる。
振りたい。でもまだ好きだから振れない。
でも別れないとこの苦しみは続く。


どうすればいいのだろうか。

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