
自業自得少女の恋物語
第3章 苦しみ
そして2ヶ月が経った。
「ニケツして街行きましょっ。」
「まじかよ、ニケツしたことねぇよ。」
「簡単ですよ私の体重軽いんで簡単ですよ」
「転んだらごめん」
「大丈夫ですよー」
久しぶりにまともに会話ができた気がした。
私は自転車の後ろに乗り先輩の背中に顔を押し付けた。
ガタンガタン…
「さっきから頭背中の骨に当たってるけど痛くないの?」
「痛くないですよ。落ち着くんです。」
「あ、そうなの、笑俺痛いんだけどw」
「気合いです。」
「じゃあもっとガタガタする場所行くわ」
「あの、それは勘弁してください。股間痛くなります。」
「股間とか言うなw」
先輩と私は久しぶりに笑った。
なにかと心配してくれるんだなーって実感した時だった。
そしてもうすぐいなくなるかもしれないこの背中を今のうちにたくさん感じておきたくてずっと背中に顔を押し付けいつの間にか寝ていた。
一番落ち着くのは先輩しかいないんだ。
もう少しだけ頑張ろう。
「ニケツして街行きましょっ。」
「まじかよ、ニケツしたことねぇよ。」
「簡単ですよ私の体重軽いんで簡単ですよ」
「転んだらごめん」
「大丈夫ですよー」
久しぶりにまともに会話ができた気がした。
私は自転車の後ろに乗り先輩の背中に顔を押し付けた。
ガタンガタン…
「さっきから頭背中の骨に当たってるけど痛くないの?」
「痛くないですよ。落ち着くんです。」
「あ、そうなの、笑俺痛いんだけどw」
「気合いです。」
「じゃあもっとガタガタする場所行くわ」
「あの、それは勘弁してください。股間痛くなります。」
「股間とか言うなw」
先輩と私は久しぶりに笑った。
なにかと心配してくれるんだなーって実感した時だった。
そしてもうすぐいなくなるかもしれないこの背中を今のうちにたくさん感じておきたくてずっと背中に顔を押し付けいつの間にか寝ていた。
一番落ち着くのは先輩しかいないんだ。
もう少しだけ頑張ろう。
