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自業自得少女の恋物語

第1章 すべての始まり

「ごめん、もういっしょにいれない。別れよ。バイバイ。」

「は?中だししただけだろ?ゴム破けてたんだからしゃーないじゃん!別れんなよ!」

…中だししただけ?しゃーない?
本当に責任の無さに呆れた。

既読をつけてすぐブロックし部活の先輩のゆうた先輩に相談した。

「それはショックだねぇ。体は大丈夫?」

「大丈夫です。生理はだいぶズレましたけどね…笑笑」

体は大丈夫?という言葉に優しさが溢れていた。
この私に優しくしてくれる人なんていないと思ってた。

「先輩優しいんですね。なんだか安心します。」
涙が溢れそうになった。
笑顔で必死に隠していた。
涙もろくてバカバカしくて、自分が嫌だって改めて思った。

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