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自業自得少女の恋物語

第1章 すべての始まり

「てか、百華ちゃんってやったことあったんだ。今知ったよ!」

「えっ???噂聞いてないんですか?めっちゃ回ってるのに先輩だけ聞いてないなんてかわいそすぎます…笑笑」

「うるさいぞー!?笑」

「あはっwwww」
私は笑っていた。
誰かに笑顔なんてみせたことがないのに
ゆうた先輩には最高の笑顔が出ていた。

幸せだと感じた。別れたばっかなのにこんな気持ちになってもいいのかな?

…あんなの恋人でもなんでもない。

…ただのセフレ。

ならこんな気持ちになってもいいよね?
たらしでもなんでも言えばいい。
私はそんなの気にしないから。
私はこの人を好きになろう。

これが私の一番最初の本気の恋になった。

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