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《番犬女》は俺のもの

第8章 手段は選ばない







────…





「……ぅ…」




ここは……? 何処だ…。



なんだかはっきりとしない頭で

薄く瞼をあけた茜。




「……?」



目を開けてみたもののそこはあまり明るい場所でないようだった。


湿気のたまった嫌な臭いが
ツーンと鼻にくるのが不愉快だ。





“ どこだ…、何故私はこんな…”





ガチャッ




「──な!?」




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