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《番犬女》は俺のもの

第12章 そういうの いらない






‥‥ッ!




「きゃッッ…!?」


「──…付き合うって、何すればいいの?」



彼の手が絵美の腰をとった。



腰を引き寄せられてバランスを崩し、後ろに転びそうになった彼女は咄嗟に目をつぶり零のブレザーを掴む。


──けれど彼女が転ぶことはなく


腰に添えられた男の両手でしっかりと身体を支えられていた。





「…///」



目を開けると、彼の顔が迫っている。




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