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すべてはあの日から

第5章 無性に…


「ただいま…」


斎藤さんと桜餅を食べ、ほんの少しお喋りをしていたら

家に着く頃には、もう21時を過ぎていた


「おかえりなさいませ、真央様」


何処からか現れたメイドが綺麗な礼で答える。


「…真央、こんな時間まで何をしていたんだ」

「申し訳ありません、お婆様。
友人との茶会が長引いてしまい、遅くなりました」


此処には、私と、


「……、遠藤、あとは頼んだよ」


祖母と、


「承知しました」


メイドと執事が居る。

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