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スーパーボール

第18章 カメライト*にのあい*星屑

(二宮side)

「ねえー、いないー、国分先輩、相葉君を出してー」

「うっさい。今、お前の写真まとめてやってんだから黙っとけ。」

「え?相葉君の?」

国分先輩が見つめるパソコンの画面を
覗きこんだ。

「ちげぇよ、バーカ」

近くにあった、資料で頭を叩かれた。

「あー、暴力!暴力反対!」

「うっさい、てか相葉に電話したらいいだろうが」





「……番号、知らない……」





「ふははっ!お前、嫌われてんじゃね」

国分先輩が楽しそうに笑った。
酷いよ。だって、俺と相葉君は付き合ってる訳で、

嫌われて……

なんか、

ない、と……。

「でも、付き合ってるなら番号は知ってて当然だよなー」

更に追い討ちをかけられた。

「うわー!国分先輩のバーカ、バーカ」

頭をメチャメチャ叩いてやった。
だって、酷いこと言うんだもん!


「ニノ?何してるの?」


ドア側に目を向けると、
相葉君が戸惑った顔して立ってた。

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