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スーパーボール

第18章 カメライト*にのあい*星屑

「あ、ニノ!」
「あ、相葉君……」

ニノが、カメラを下ろして
手を振ってくれた。

「よかったな。
待っててくれるみてぇだぞ?」

翔ちゃんに肩を叩かれて、
また上を見上げて手を振って、
練習に戻った。

─────

「お疲れ、相葉君」

ニノからタオルを受け取った。

「タオル、ありがと♪」
「うん、持ってきてたから……」

照れちゃって、可愛い♪

「帰ろ」
「うん」

「ん。」

俺が手を差し出すと、
その手をギュッと戸惑いがちに握った。

帰り道は、途中まで一緒。

「相葉君」
「ん?」

「写真、いいかな?」
「あ、うん。いいよ」

パシャッ!

「ニノ、あのさ……」
「ん?」

「番号、教えてくれないかな!」

暗くて綺麗な夜空に響いた。

「うん、俺も知りたかった」

ニノが微笑んでくれたから、
なんか力が抜けた。

「よかったー…」
「えへへ」

綺麗な星屑が散らばる夜空の下で、
見つめあって……。

「ニノ、好きだよ」
「俺も、好き……」

夜空よりも、綺麗で可愛いニノと
キスを交わした。

-END-

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