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スーパーボール

第18章 カメライト*にのあい*星屑

(相葉side)

ニノと帰りたい。

最近は、部活が忙しくてなかなかニノと帰れない。

そして、最近は写真も撮ってくれない。

なんか、あったのかな。
俺、なんか変なことしちゃったかな?

ニノとも、連絡交換してないし……。
喋れないし……。

ああー!足りない!
ニノが足りない!

「キモいぞ、雅紀」

後ろから話しかけてきたのは、
櫻井翔。

仲良しの、大親友。

「しょーーちゃーーん!」
「抱きつくな!てか、練習しろ!」

翔ちゃんも、同じバスケ部。

「ニノと帰りたい…写真撮りたい…」

「お前、バスケ部だろ?写真のことばっかり考えやがって」

それは、ニノが原因だよ。
だって、写真部なんだもん。

国分先輩とだって、関わりを保つようになったんだし。

「なら、電話すれば?」





「番号、知らない……」





「ふっ、付き合ってるのに?」

「……ごめんなさい」

「謝んなよ、ほら、上見てみな」

観客席を見上げると、
カメラレンズが俺を見ていた。

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