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スーパーボール

第3章 フーセンガム*櫻宮*新婚生活

(二宮side)

「翔、はい、あーん♡」
櫻「……もう、いらないって」
「えー?まだ、三つじゃん」

翔は、コーヒー
俺は、紅茶を飲みながらマカロンを食べていた。

もちろん、『あーん♡』でね。

櫻「和也が、全部食べればいいじゃん」
「翔も食べないと、嫌だ」

やることなすこと、全部翔と一緒がいい。

結婚(?)してから、
何かの病気にかかったみたいなんだ。

もちろん、翔依存症♡

櫻「甘いのは、ギブ…」
「じゃあ、翔がマカロンいっぱい食べさせてください♡」

敬語を使ったら、喜ぶよね。

櫻「もー、しょうがないな」

ほら、また笑った。
その無邪気な笑顔が大好き。

「翔」
櫻「ん?」
「今度、一緒に買い物行かない?」

翔の誕生日が近づいてるから、
今、欲しいものを把握しないと。

櫻「買い物?」
「うん」

櫻「じゃあ、明日にでも休みとるか」

「え?」
櫻「ね?」

優しく微笑む翔。

「うん!!」

翔に抱きついて、
耳元で囁くように言った。

「じゃあ、できるね♡」

-END-

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