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幼なじみ

第2章 苦しい



「翔太、桜に触んな」

えっ...夏

夏は、翔太と私を離した

「なに?あの美保ちゃんと仲良くしたら?
俺は桜と話したいんだ」

夏顔がいつもと違って怖いよ

「俺は、桜が...バカだからさ俺がいねーと」

「もういいよ、早く席につきなよ」
ひどいこと言っちゃった

「そうかよ、お前なんかしらねー」

私は、目元が熱くなった
涙が1滴流れたのがわかった

好きな人に、嫌われた


「さく...ら」

ダメだ...

私は、教室を出て
屋上に向かった


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