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甘い果汁

第7章 苦い果汁



 「下手だな~(笑)」


 「…恥ずい」

 顔が赤すぎて、あと数秒後爆発しそうな勢い。


 夕菜の唇…


 ポテトチップスの味した。



 「Let me tell you.」
 (私が貴方に教えましょう)


 「えっ…んッ」


 英語の意味が頭の中でぐるぐる回る中、

 夕菜の唇と私の唇が重なった。


 「んっ、」


 「口あけて…ん…」


 口を恐る恐るあけると、夕菜の唇が私の唇を支配していく。


 ダメだ、何も、考えられないよーー


 夕菜の舌が私の舌と絡み合った。


 「んふっ、んん」


 「舌絡めて」


 夕菜は私の後頭部をグイッと引き寄せた。


 少し目を開けると、夕菜は目を閉じて気持ちよさそうな顔をしてた…多分。

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