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甘い果汁

第8章 とろける果汁



 俺は居てもたってもいれれなくなった。


 お皿をテーブルの上に勢いよく置き、

 おっさんの元へ行った。


 「なぁにぃ? お前誰だよ、俺達客だぞぉ…」

 「どけよぉ、そこよぉ」


 「歩…っ」


 「お客様…」

 「なんだよ…んんぶぅっ」


 俺はうるさい客のアレを握った。


 「いってぇええええええええッ、なにすん「お客さん… 俺でよかったら相手になりましょうか…? この子より、きっと、良いですよ…」


 俺はその客の目をジッと見て、

 その客のあごをグイッと上げた。


 「えっ、ちょぉ…」


 (鼻息荒いな…)


 これ、チューしなきゃだめか…


 そう思い、唇と唇の距離が数センチになったき。


 「んごおっ!!」ドンッ


 「え?!」


 バッと横を見ると、オーナーがものすごく怖い顔で立っていた。

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