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小百合

第8章 【奴隷妻として】旦那様と小百合

やっと、皆さんの挨拶が落ち着いて、会場もお締まりとなってバラけだしました。

旦那様は、最後に初老の方のところに小百合を連れて行ったの。

他の人へとは逆の態度の旦那様がいました。

耳打ちでお話しして、頭を下げてました。
小百合も、ペコリ。

「さぁ、帰るか。」

あちこちに会釈をしながら、会場を出ました。

「ふぅ、少し夜風に当たるか。」

ホテルのお庭に出ました。
もう、冬の風が吹いてます。

旦那様は、御自分のスーツを、ストンって、小百合に着せてくれたの。

肩を抱かれて歩きました。

「小百合、なぜ、そのドレスを着てきた?」

「あの・・・膝下までタイトなあのドレスだと、クルマの運転が出来ないんです。」

「あ、そぉか。なるほど。」

「このドレスでは、イケマセンでしたか?」

旦那様は、小百合に掛けたスーツを脱がして、少し離れて小百合を見ました。





大きな木があって、ホテルのラウンジから影になるようにして、抱き寄せてキスして下さいました。

「小百合、今日は100点だ。
褒美をやろう。」

大きな木に、手をつかされて・・・
後ろから・・・

少しズレると、ラウンジの全員に見られてしまう。

声をコロして・・・

チャイナドレスは、まるで、こんな時の為に作られたデザインみたいね。

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