2次元クエスト~ドラゴンの騎士~
第1章 退屈な世界
ゴメ「あ、言い忘れてたけどリュウは自分自身の事は何も喋っちゃいけないよ!」
ゴメちゃんがひそひそ声で話しかける。
ゴメ「もしも喋っちゃったら、この2次元世界の秩序が崩壊してとんでもない事が起きる……かもしれない」
リュウ「今更言うなよ……」
僕は、いい加減なナビゲーターに呆れつつナバラの家へと案内された。
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ナバラ「なんと……記憶喪失とな?」
リュウ「えぇ、気が付けばここ……テランの湖の前に立っていたんです」
ナバラ「やはり、ダイ君は生きてはいないのかも知れぬな……マザードラゴンが新たなドラゴンの騎士を地上に寄越したのが何よりの証」
ナバラは絶望的な表情で言った。
ナバラ「ドラゴンの騎士様、リュウ殿と言われましたな……是非テランの王に会っていただきたい」
・
・
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そして僕は、期せずしてテラン王に会うこととなった。
今、この世界では何かが起ころうとしているのかもしれない。
大魔王バーンが滅んだと言うのに、村人たちやナバラのあの態度は引っかかる。
僕はこれから、この世界が巻き起こす戦乱の渦に巻き込まれていく事になる……
ゴメちゃんがひそひそ声で話しかける。
ゴメ「もしも喋っちゃったら、この2次元世界の秩序が崩壊してとんでもない事が起きる……かもしれない」
リュウ「今更言うなよ……」
僕は、いい加減なナビゲーターに呆れつつナバラの家へと案内された。
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ナバラ「なんと……記憶喪失とな?」
リュウ「えぇ、気が付けばここ……テランの湖の前に立っていたんです」
ナバラ「やはり、ダイ君は生きてはいないのかも知れぬな……マザードラゴンが新たなドラゴンの騎士を地上に寄越したのが何よりの証」
ナバラは絶望的な表情で言った。
ナバラ「ドラゴンの騎士様、リュウ殿と言われましたな……是非テランの王に会っていただきたい」
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そして僕は、期せずしてテラン王に会うこととなった。
今、この世界では何かが起ころうとしているのかもしれない。
大魔王バーンが滅んだと言うのに、村人たちやナバラのあの態度は引っかかる。
僕はこれから、この世界が巻き起こす戦乱の渦に巻き込まれていく事になる……