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Slow🎵Step 〜不器用な二人のラブストーリー

第3章 Step 3



翌日、里見から翌週の家庭教師は大学の都合で休ませて欲しいと伯母に連絡があった

先生、もう来てくれないかもしれないな…

私があんなこと…
急に抱きついて泣いたりしちゃったから

きっと、変なコだって思われた
呆れているだろう

謝りに行こうか…

そうだ、大学に行けば会える

家庭教師はもう来てくれないかもしれないけど、一人っ子の一果に兄のように接してくれた里見に対してこのままというわけにもいかない

それに、伯父様の顔を潰すわけにはいかない

伯父様の大切な教え子だもの…

家庭教師の件は諦めるとしても、相手が受け入れる、受け入れないは別として、謝罪だけはしておこう


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