
花火
第1章 花火
「俺と花火大会いきませんか!」
一学期の終業式、もとい夏休み始まりの日その声は誰も居ない校舎裏の自転車小屋に響いた。
「えっ、えぇ、、私??」
「七瀬由貴さんっ俺と一緒に花火大会にいきませんか!」
声の持ち主は坂井悠
同じ学年で一度同じクラスになった事はあるが話した事は一度もない、顔見知り程度である。そんな彼が急に私を花火大会に誘っている、唐突すぎてびっくり状態である。
「えっと、、他に約束もないし、別にいいけど、、」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
元より今年は受験生である、祭りになんて誰かに誘われない限りいくつもりはなかった、がやはり周りも受験生、今年は忙しいのだろう友達誰一人誘いはなかった。
内心私は祭り事が好きなので行きたくないわけではない、本当は行きたいけど自分は受験生だと言う意識が自分を抑制していた。
しかし今祭りに誘われている、自分に言い訳をしたのだ。
その後坂井悠と一緒に帰った
「ずっと七瀬さんの事気になってたんです」
爽やかな微笑みを浮かべながら彼はさらっと言った。
丸見えな好意だったが、一人間として悪い気はしない。
「家ってどっち?」「進学はどうするの?」などいろいろ他愛もない会話をしながら帰った。
悪い気はしなかった、おとなしめで友達もあまり多くない私、誰かからしゃべりかけてくれる事はすごく嬉しかった。男の人としゃべった事もほとんどなかったからものすごい緊張したが、楽しかった。
おたのLINEを交換してその日は終わった、二週間後の花火大会が待ちどうしかった。
一学期の終業式、もとい夏休み始まりの日その声は誰も居ない校舎裏の自転車小屋に響いた。
「えっ、えぇ、、私??」
「七瀬由貴さんっ俺と一緒に花火大会にいきませんか!」
声の持ち主は坂井悠
同じ学年で一度同じクラスになった事はあるが話した事は一度もない、顔見知り程度である。そんな彼が急に私を花火大会に誘っている、唐突すぎてびっくり状態である。
「えっと、、他に約束もないし、別にいいけど、、」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
元より今年は受験生である、祭りになんて誰かに誘われない限りいくつもりはなかった、がやはり周りも受験生、今年は忙しいのだろう友達誰一人誘いはなかった。
内心私は祭り事が好きなので行きたくないわけではない、本当は行きたいけど自分は受験生だと言う意識が自分を抑制していた。
しかし今祭りに誘われている、自分に言い訳をしたのだ。
その後坂井悠と一緒に帰った
「ずっと七瀬さんの事気になってたんです」
爽やかな微笑みを浮かべながら彼はさらっと言った。
丸見えな好意だったが、一人間として悪い気はしない。
「家ってどっち?」「進学はどうするの?」などいろいろ他愛もない会話をしながら帰った。
悪い気はしなかった、おとなしめで友達もあまり多くない私、誰かからしゃべりかけてくれる事はすごく嬉しかった。男の人としゃべった事もほとんどなかったからものすごい緊張したが、楽しかった。
おたのLINEを交換してその日は終わった、二週間後の花火大会が待ちどうしかった。
