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戦場での情事高槻恋物語

第5章 囚われの兎

神楽side

戦場で処女を奪われ今まで何回犯されたんだろう・・・・・身体にはモノとして刻まれた赤い痕。
私はこの人のペット・・・・
最初は嫌で逆らっていたけどお仕置きがひどくなるだけ・・・・
今は逆らう気すら無くただ、白夜叉さんを受け入れる。

「うあっ、痛・・・・!ああっ!」
「力抜けバカ兎・・・・!」

メリメリとあり得ない音を立てて入ってくる白夜叉の欲望・・・・お願いだから動かないで・・・痛すぎて涙が出てくる・・・

「ああっ!痛っ・・・・!」
「テメー締め付けすぎだバカ兎」

この人に堕される・・・・
この人の求める神楽に堕される・・・・
体内に吐き出される熱・・・・
自分の吐く熱い吐息・・・
畳に落ちる愛液・・・

その日・・・・私は初恋のリンシーさんを心の中で白夜叉さんによって殺された・・・・

サヨウナラ・・・・リンシーさん・・・

サヨウナラ・・・・・片想いを続けていた私・・・

サヨウナラ・・・・綺麗な私・・・・

コンニチハ・・・・白夜叉さんのペットの神楽

「言えよ?テメーは誰のモンだ?」

私は白夜叉さんの言葉を待ち構えていたかのようにその言葉を口から放った。
もう戻れない・・・・

「わ、私は中務白夜叉さんのペットです・・・・」

背後で白夜叉さんが笑った気がした。

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