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Goddess of victory

第2章 第2章 逃げなきゃ。


彼は、股がったまま私を見下ろしニヤリと笑い

 「いい躰だ」

と言いながら手を首筋にすべらした

 「ふっ、、」

恐怖と恥ずかしさで自然と流れる涙

でも、彼の手が止まることはない

 「名はなんという」

首筋をなぞりながら聞く彼

本名なんて答えていいのだろうか

だが、彼が考える時間なんてくれるはずもなく

首筋を歯で噛んできた

 「っ!!!」

痛さに、自然と眉をひそめる

 「名は?」

次は、何をされるかわからない

そう思うと自然に答えていた

 「優月、、です」

私が、答えると満足そうに微笑み

 「ユヅキ、、」

そう言いながら、先ほど噛んだ首筋に唇を落としていた

っつ!!!

突然、おりてきた甘い痺れにユヅキは、びくんと体を揺らす

彼は、ふっと微笑み

 「俺の名は、リアムだ」

そう言って、唇をユヅキの桃のように潤っている唇に落とした

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