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あの頃に戻れたら

第1章 それから

その日俺らは付き合った
いつものように断って逆上されても面倒くさいし
別に可愛ければよかったまたいつものように遊んで捨てる気でいた

大和「美礼!今日放課後、部活あるのか?」

美礼「な、ないですよ?大和せ、大和はなにするの??」

後輩なだけあって会話がぎこちなかったでも気にもならなかったしそのまま話していた

大和「明日は卒業式だしみんな予定あるから良かったらウチ来て遊ばね?」

美礼「え、え、え!!!!!本当に!?大和の家いっていいのですか!?」

男に不慣れな所もかわいいと感じた
大和「別にいいよ、親もいないし気使わなくてすむでしょ?二人で話したい事いっぱいあるでしょ」

美礼「いきまする」

大和「ぷっっっ なんだよいきまするって。ほんと面白い。」

美礼「終わったら連絡入れるね?」

大和「りょーかい!教室まで行くよ」

そして午後の授業が終わり
放課後
二年の教室前
二年生「あれ、大和先輩じゃね?なんで二年のクラスくんだよ、目合わせるな」
いつ来ても慣れない後輩のクラス

大和「おい!美礼早く帰るぞ!」

美礼「ちょちょちょっとまって、、、」

二年生「美礼ちゃん大和先輩と付き合ってるの?怖くない??危ないよー」

イラっとした近くまで行こうとしたでも

美礼「怖くないし、危なくもないから!大和先輩の事なんも知らないでしょ!」

ついお前も知り合ったばっかじゃねーかってツッコミたくなったが
そんな美礼を見て心が和らいだ

美礼「お待たせ大和」
ニコニコ近ずく美礼は子犬のように可愛く見えて手を繋いで引っ張って帰った
顔を真っ赤にしてる美礼
手も握った事ないのだろうか?

帰り道はほとんど無言で帰宅した
家について二人で俺の部屋に入った

大和「美礼〜なんか飲む?」

美玲「大丈夫だよ!」

やっぱり緊張してるのかソファーもあるのにわざわざ端の方に正座で座ってた

大和「こっちおいで美礼」

美玲「、、、、、、、、お、おじゃまします。。。」

大和「顔真っ赤じゃん!熱でもあるの?」
大和は笑いながら聞いた

美礼「大和のせいでしょ!こんなの緊張するよぉ〜」
俺の隣でそう答えた

その時の美礼の表情がいままでの彼女よりなにか違うもので惹かれた




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