腐男子はホモではないはず…
第2章 ばれるかも…
「…いただきます。」
かれこれ昼休み、僕は相変わらずでカップルを探していた。
お弁当を食べるときは一緒に食べるのがカップル!という勝手な妄想を押し付け眺めていると、二人で廊下を歩いて行く人ににやにや。
「何ニヤニヤしてんの?」
「……ふぇっ!あーいや…」
「今日そればっか。さっきの話の続きするから、パン買ってどこかで食べよう?」
そして今に至る。
「いただきまーす♪」
嬉しそうな一樹をよそに暗いオーラ出しまくりの僕。
(腐男子ってばれないかな…)