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腐男子はホモではないはず…

第3章 仲間になる

†一樹目線†

「読み終わっちゃった~。」

放課後誰もいない教室で椅子の背もたれに身を任せながら呟く。
あと2・3ページ位だし読んじゃおー…と思って教室に残ったが実際6ページあり、時間が経ってしまった。

(きっと悠稀部屋に居るし…二巻借りれるよね♪)


「ただいまー…ってあれ?」

いつもいるはずの悠稀の姿はなく、部屋は真っ暗なままだった。

(早く二巻読みたいなー。すぐ帰ってくるよね!)

俺は今日の授業の復習をして待っていた。

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