腐男子はホモではないはず…
第5章 電話 (完)
その時、部屋のドアが開き一樹が入って来た。
「ただいま…電話?」
「お姉ちゃん。ごめん、今切るから。」
一樹の手が伸びて来たと思うと、僕の携帯を取る。
「ええっ!」
「もしもし、お姉さんですか?悠稀の彼氏になる予定の鈴村一樹です。はじめまして!」
『あれ…彼氏候補いるの?聞いてないよ~。はじめまして、姉の唯(ゆい)です♪』
二人は話す内に打ち解け合い、楽しそうにしていた。
「じゃあ、今から予定じゃなくします。…悠稀、好きです付き合ってください。」
電話越しに聴こえる悲鳴染みた叫び、今にも聴こえてきそうな一樹の心臓の音。そして段々赤みがかる僕の顔。
『悠稀、BL話での返しは?』
「うん♪なんだけど…」
「この前、ヤった時は嫌だった?俺のこと嫌いになった?」
「ただいま…電話?」
「お姉ちゃん。ごめん、今切るから。」
一樹の手が伸びて来たと思うと、僕の携帯を取る。
「ええっ!」
「もしもし、お姉さんですか?悠稀の彼氏になる予定の鈴村一樹です。はじめまして!」
『あれ…彼氏候補いるの?聞いてないよ~。はじめまして、姉の唯(ゆい)です♪』
二人は話す内に打ち解け合い、楽しそうにしていた。
「じゃあ、今から予定じゃなくします。…悠稀、好きです付き合ってください。」
電話越しに聴こえる悲鳴染みた叫び、今にも聴こえてきそうな一樹の心臓の音。そして段々赤みがかる僕の顔。
『悠稀、BL話での返しは?』
「うん♪なんだけど…」
「この前、ヤった時は嫌だった?俺のこと嫌いになった?」