腐男子はホモではないはず…
第2章 ばれるかも…
「おいしかったねっ♪」
「本当に大丈夫?けっこう少なかったけど…」
一樹はさっき食堂でジャムパンしか食べてなかった。
「大丈夫、朝はあんまり食べないんだ。それより早く教室行かないと」
「あ…うん!」
* * * * * * * * *
教室へ行くともう半分くらいはクラスメイトが来ていた。
まだ授業まで約10分あるから小説を読もうと本を取り出す。
(もちろんBL小説だよ♪)
「…き。…うき。ねえ悠稀?」
「…ぇ?なっななななに一樹!」
「あ、いや…何読んでるかなーって。」
「ふ、普通に小説だけど?」
(ばれたら引かれるよね…?)