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彼女の恋愛

第10章 暴走彼女

「帰る!くるみの話聞いてるとムカムカしてくる〜。失敗したくなくてもちゃんと答えを出さないと期待だけさせてみんな可哀想だよ?
まず答えがわかっているのは矢川と別れること!それ以外は一歩ずつ進め!」

「…一歩ずつ進む…」

「じゃあね!ドントシンクフィィィィル!」

バタンとドアが閉まった

(なんでブルースリー?しかも考えろって言ったり、考えるなって言ったり訳わかんない…でも菫に話して気が楽になったかも。中途半端にみんなに良い顔してたけどちゃんと考えて答えを出さなきゃ。まずは夕飯の支度だ!)

くるみは気持ちを切り替えてお米を研ぎ始めた

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