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彼女の恋愛

第8章 夏休みの彼女

「お姉!むつみが寒がってるから先に着替えさしたよ」

「わかった。相悟くんもむつみと遊んでくれてありがとう!」

「構わないよ。また遊ぼうね」

むつみが返事をしようとする前になつみが答える

「相悟さんとならぜひ遊びたいです♡ 今度は二人で♡」

瑛人が呆れ顔でなつみをみる

「じゃあそろそろ帰るか!」

みんなで片付けて荷物を纏める

「なつみは?瑛人くん達と遊んで帰る?」

「え〜もういいかな」

なつみがぶっきらぼうに答えるとしゅんとするものの堪える瑛人

「なつみは俺が家まで送っていくんでもう少し遊んでいいっすか?」

「はぁ〜?勝手に決めないでくれる?」

なつみは鬱陶しそうに言い放つが自分は着替えてないとこをみると満更でもなさそうだ

「瑛人くん、よろしくね」

くるみは瑛人に笑って答えて更衣室に着替えに行った



「二人共、今日はありがとう!」

プールの入口でくるみがぺこっと頭を下げるとむつみもありがとう!と元気よくお礼を言った

「くるみ、俺送っていくよ」

「ここで大丈夫、陽も今日は早く帰って休んで?」

「わかった。じゃあまた遊ぼうな!」

陽がニッと笑ってむつみの頭をポンと撫でた

「陽ちゃん、相悟お兄ちゃんまたね!」

じゃあな〜!と振り返って手を振る陽達をしばらく見届けて、帰宅したくるみとむつみは夜まで爆睡してしまうのであった

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