
3月の僕たち
第4章 雑談4
慶矩が出てきた後、ダイが入り暫くしてハルちゃんも待ち切れず入って、少しの間二人で風呂場で騒いでいるのが聞こえたが、真っ赤になって出て来たダイ。
「ハルちゃんとお風呂入ったの久しぶり、楽しかったぁ」
濡れたままの髪でソファにグッタリともたれ掛かるダイに、冷蔵庫からミネラルウォーターを出してきてボトルのキャップを外し手渡す慶矩。
ポタポタと滴がシャツの襟を濡らしているのを見てタオルで拭きドライヤーをかけ始める。
「慣れたもんだな」
圭一がニヤニヤと慶矩たちを見て呟き、上出君は黙って立ってリビングを出て行った。
暫くしてハルちゃんが風呂から出て来た。
「お、湯上り美人だ」
ハルちゃんはいつもきれいだけど、ほんのり色づいてドキドキする
「お先にご無礼しました」
―――ご、ご無礼って・・・年配者より先にお湯を使うのは無礼なのか?
やっぱりハルちゃんって時々時代錯誤な気がする。
「お湯張りなおしておきました」
直ぐ後から上出君が髪をゴシゴシ拭きながら出て来た。
「え?」
なんで?という顔をした僕に、上出君が溜息を吐いて云った。
「新陳代謝のいい男4人が入った後の湯・・・そのまま方がよかったですか?」
「い・・・いや。ありがとう上出君」
「ハルちゃんとお風呂入ったの久しぶり、楽しかったぁ」
濡れたままの髪でソファにグッタリともたれ掛かるダイに、冷蔵庫からミネラルウォーターを出してきてボトルのキャップを外し手渡す慶矩。
ポタポタと滴がシャツの襟を濡らしているのを見てタオルで拭きドライヤーをかけ始める。
「慣れたもんだな」
圭一がニヤニヤと慶矩たちを見て呟き、上出君は黙って立ってリビングを出て行った。
暫くしてハルちゃんが風呂から出て来た。
「お、湯上り美人だ」
ハルちゃんはいつもきれいだけど、ほんのり色づいてドキドキする
「お先にご無礼しました」
―――ご、ご無礼って・・・年配者より先にお湯を使うのは無礼なのか?
やっぱりハルちゃんって時々時代錯誤な気がする。
「お湯張りなおしておきました」
直ぐ後から上出君が髪をゴシゴシ拭きながら出て来た。
「え?」
なんで?という顔をした僕に、上出君が溜息を吐いて云った。
「新陳代謝のいい男4人が入った後の湯・・・そのまま方がよかったですか?」
「い・・・いや。ありがとう上出君」
