
3月の僕たち
第8章 雑談8
「バカヤロ、俺の許可無く撮るんじゃないぞぉ!」
僕と圭一はこの竜宮城から新しい一歩を踏み出すんだ。
今までのように、皆が見守ってくれる環境ではなくなる・・・。
大丈夫なんだろうか。
「・・・・・・」
僕は窓の外に向かって元気に笑っている圭一をみてダイの言葉を思い出す
---大丈夫・・・多くを望んでこなかったから---。
その言葉は期待しなければ傷つく事もないという、いわば諦めだ。
---僕が圭一を好きなんじゃなくて、圭一が僕を好きなんだ---
それが今までの僕らの関係だった。
僕は6年間諦める事さえできなくて、自分の気持ちを認めようとしてこなかった。
でも周りがそんな僕を温かく見守ってくれたから、今がある。
これからは僕が努力しなければ圭一は壊れてしまうかもしれない。
ダイがのんびりと窓の外に向かって「準備できたよ~」と手を振ると、三枝君が体育館の中に向かって叫んだ。
「ちょっと早いけど1年生も終わり!5分で片付けろぉ」
しばらくすると、バドの部員たちがジャージに着替えて化学室に集合した。
5重に流れ落ちるチョコを目の前に皆が感嘆を漏らす。
「すげぇ~」
「よし、今日はダイの誕生日だからな、これが誕生日ケーキだと思って残さず食べるんだぞ」
圭一が後輩たちに向かってそう言うと「三枝」と合図した。
僕と圭一はこの竜宮城から新しい一歩を踏み出すんだ。
今までのように、皆が見守ってくれる環境ではなくなる・・・。
大丈夫なんだろうか。
「・・・・・・」
僕は窓の外に向かって元気に笑っている圭一をみてダイの言葉を思い出す
---大丈夫・・・多くを望んでこなかったから---。
その言葉は期待しなければ傷つく事もないという、いわば諦めだ。
---僕が圭一を好きなんじゃなくて、圭一が僕を好きなんだ---
それが今までの僕らの関係だった。
僕は6年間諦める事さえできなくて、自分の気持ちを認めようとしてこなかった。
でも周りがそんな僕を温かく見守ってくれたから、今がある。
これからは僕が努力しなければ圭一は壊れてしまうかもしれない。
ダイがのんびりと窓の外に向かって「準備できたよ~」と手を振ると、三枝君が体育館の中に向かって叫んだ。
「ちょっと早いけど1年生も終わり!5分で片付けろぉ」
しばらくすると、バドの部員たちがジャージに着替えて化学室に集合した。
5重に流れ落ちるチョコを目の前に皆が感嘆を漏らす。
「すげぇ~」
「よし、今日はダイの誕生日だからな、これが誕生日ケーキだと思って残さず食べるんだぞ」
圭一が後輩たちに向かってそう言うと「三枝」と合図した。
