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「意地悪……。」




呟いた彼女の声音を無視し、


するりとスカートの裾に手を移動させると、


太股の内側を弄りながら、


下着の上からなぞるように指を這わせる。




下着の上からでも、蜜が溢れているのが分かる。




「ほら、やっぱり濡れてるじゃん。



……本当はどうして欲しいの？」





何度も下着の上から彼女の蕾に指を這わせ、



悪戯っぽい声音で問う。



……彼女は、直生の下で乱れ始めた。




「あ…、やぁ……。


意地……悪ぅ……。


お願い、……イキたい。」





「ふぅん……。どうしようかな？


　指がいい？　それとも舌？　


その口でお願いしてみてよ？」




動かしていた指を止め、


直生は彼女の耳元でそう囁く。


彼女は、震える声音で言った。




「あの……、両方がいい……です。


もう、焦らさないで……して？」




「花音ちゃんのエッチ……。」




直生は苦笑を浮かべそう呟くと、



下着の隙間から指を侵入させ、



直接彼女の感じている部分をなぞる。




「ん…、は…ぁ、ん……。


あ…ん、…んん。」




花音は快感を我慢できないのか喘ぎ声を漏らし始めた。




そんな彼女を眺め、


直生は指を彼女の内に挿入させる。



そうして、彼女の奥へとかき回すように指を動かしてゆく。



直生の長い指は次第に速度を速め…花音を昇天へと誘っていった。




｢や…ぁ、直生さん…。


もう…やあ…ん。｣




｢花音ちゃん…、


我慢しないでイっていいよ。


…何度でも気持ちよくしてやる。｣




直生は低い声音でそういうと、


もう1本の指を浸入させ、


再び掻き回すと、愛液が溢れ出しぐちゃり…と厭らしい音を立てた。




「やばっ。


花音ちゃんのココ、吸い付く。」




ぎゅっと指を締め付けている花音の膣内。


直生は息を乱しながら、指をばらばらに動かしてゆく。


その度に花音は声を上げた。



「や…、やん…。


ハア…ハア…。やあーっ。」



悶えながら、花音は絶頂を味わった。



直生は乱れる花音を眺め、花音の耳元で囁く。



「花音ちゃん、…やらしいな。


もう、濡れてるよ。｣