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秘密のアルバイト

第42章 引退DVD2・・・2

感じながらふと思った。
そう言えば舐められてないし、智のを舐めてもいない。
いきなり入れられたよ。
やっぱりいつもと違う智。
でも気持ちいいのは、いつもと同じ。


「あぁん・あぁん・・・あんっ・いいっ」


耐えきれず、智の胸に顔を埋めた。


「はぁ・はぁ・はぁ・・・ンフッ」


自分から唇を重ねていった。
音をたてながら、舌を絡ませあった。


「はぁ・はぁ・・・ンフッ・・・あんっ」


唇が離れないように俺の頬を両手でつつみ、また力強く突き上げた。


「あぁぁぁ・いい・・・
あんっ・いいっ・・・あんっ・あんっ・もっと」


入れたまま体を起こし、今度は俺を仰向けに寝かせた。
足を大きく開き、腰をしっかりと掴んだ。
激しい腰使いに、俺は限界が近づいてきた。


「あんっ・もう・・・ダメっ・・・」


智の動きが止まった。


「はぁ・はぁ・はぁ・・・」


俺は閉じていた目を、ゆっくりと開けると、目の前に智の顔があった。
智は何も言わず、ただ優しく頭を撫でた。
そう言えば、智と初めてあったときも、こんな風に頭を撫でられたっけ。
そんなに昔の事じゃないのに、物凄く懐かしく思えた。

そしておでこに、頬に啄むようにキスをして、また俺の唇をふさいだ。
唇が離れると、また激しく突き上げられた。


「あっ・あっ・あっ・・・
いいっ・あんっ・・・あっ・あっ・あんっ」

「あっ・・・イクッ・・・」


息を整えながら俺を抱き起こす。
そしてギュッと抱き締めた。


「かず・・・やっぱ大好き」


撮影がここで終った。
今日の撮影で聞いた初めての智の声は、カメラには入らないくらい、俺にしか聞こえない小さい声。
何だろう・・・何か切ない。

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