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秘密のアルバイト

第48章 撮影のあとに

潤のものをすべて飲み込んだ。


「かず、何してんの?」

「何って、潤が出したもの全部飲んだだけ」

「汚いだろ?」

「潤のものは汚くないよ」

「でもどうしたの?」

「んっ?自分でもわかんない」

「今日、何かあったの?
大学か・・・それとも仕事?」

「大学も仕事も大丈夫だよ、何もないよ」


そのまま黙って潤に寄りかかっていた。
潤もそんな俺の頭を、ずっと撫でていた。
それからマンションに着くまで、俺達2人はずっと黙ったままだった。


「さぁ、着いたよ」


車を降りて、俺は人目を憚らず、潤の腕に絡み付いたまま、部屋まで行った。


「疲れた・・・今日はシャワーにしておこう。
かず、入るよ」

「あっ、俺は・・・いいよ。潤入って」

「あっ・・・そう」


潤がシャワーを浴びている間に、俺は素早く着替えた。


「今日は・・・思いきってこれにしよっ」


部屋の明かりを暗くして、ソファーの横の小さなライトだけにした。


「あ~さっぱりした・・・あれっ?
かず、部屋を暗くしてどうした?点けるよ」

「だめっ・・・このままにして」

「このまま?・・・まぁ、いいや」


潤は冷蔵庫から缶ビールを出し、ソファーに座った。


「かず、何してるの?」

「うん・・・」


ベッドの部屋からひょっこり顔を出した。


「早くおいで・・・
えっ!?どうしたのその格好?」


俺が着替えたのは、白とピンクの下着。
スケスケベビードール。
ガーターベルト付き。
前、胸元は紐になっていて、引っ張るとはだけてしまうちょっとエロいもの。
俺はソファーに座る潤の膝の上に股がり、首に手をまわし、じっと見つめた。


「ねぇ潤・・・色っぽい?」

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