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秘密のアルバイト

第2章 初バイト

約束の日、事務所に向かった。


・・・?!

ここが・・・事務所?

どう見ても、大きくておしゃれな家にしか見えない。
ピンポンも押さず、俺はしばらくその家を見上げていた。


「何か用?」


声をかけられた。
振り返ると、超イケメンのお兄さんが立っていた。


「あっ、えっと・・・
今日1時に来るように言われた・・・」

「新人の学生さんね。聞いてるよ。
さぁ、入って。
聞いてはいたけど君、本当に可愛いね」


お兄さんに付いて、中に入った。
しかし、俺の何をどこが可愛いと言うのだろう。
よくわからない。


「いらっしゃい、よく来てくれたね。
案内するから、そこで学生服に着替えて待ってて」


そこは、大きなベットが置いてあるだけの部
屋。
この家は事務所兼撮影所らしい。


「こんなに大きなベット・・・
ここでいろんな人達が・・・してるのか」


何だか急に緊張してきたよ。

着替えが終わり、ベットの縁にちょこんと座り、待っていた。


「お待たせ。事務所に行ってくれる?」


さっきのイケメンお兄さんが入って来た。
俺が部屋を出ると、もう一人のお兄さん、あとカメラマンらしき人が入って来た。

今からここで・・・
今からあの二人のお兄さんが・・・

しちゃう・・・のか?

どうしよう・・・
俺、ヤバイところ来ちゃったみたい。

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