テキストサイズ

豹変した幼なじみ……

第5章 *・保健室・*

*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.



『冷やしたほうがいいよな』


と、積み上げられた真っ白なタオルを一枚とって、水につけた。



『目つぶって』


「うん」



私は静かに目を閉じた。




目の回りに冷たい感覚…………

と、唇に柔らかい感覚…………。


え?


キス?


何が起こっているのか見たいけど

タオルの上に手を置いているみたいで


目が見えない。



次第に息が苦しくなってきた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ