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ありったけの「ありがとう」を君に

第2章 〜そして接点は突然に〜

あれから3日が経ち、私は
ぼーっとしてしまう事が多くなっていた。
特に熱がある訳でもなく、ただただ
ぼーーっと.....


「ねぇ、.....ねぇってば!」

「.....あ、ごめん何の話だっけ?」

「梨流、最近様子おかしいよ?
話も全く上の空だし、ちゃんと寝てる?」


葵はいつも私の変化にすぐに気がつく。
私自身もおかしいのは分かってる。
だけど、原因が分からない。

いや、本当は分かってるのかもしれない。

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