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ありったけの「ありがとう」を君に

第11章 〜少しずつ変わっていく日常〜

それはほんの数秒の世界だった。


相手のパンチを避けると
それと同時に男の顎を拳でぶち抜いた。


残りの二人もいっきに襲いかかるが
顔面を蹴り上げるようなキックで一人を
吹っ飛ばして
残りの一人はそれを見て立ちすくんでしまった。


すると理叶君は最初に腕を掴んでいた男の
胸ぐらを掴んだ。


「しょーもないことすんな。」

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