テキストサイズ

ありったけの「ありがとう」を君に

第13章 〜後に知る過去〜

「俺と同じ高校の制服ってことは
俺のお見舞いとか来てくれたん??」


「え、理叶君いきなりそんなこと言うんだー。」


私は理叶君の冗談に少し笑ってしまった。
だが少し冗談が長かった。


「顔も可愛いし絶対彼氏いるよな!
名前はなんて言うん?」


笑って答える理叶君。
私は全く笑えなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ