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ありったけの「ありがとう」を君に

第2章 〜そして接点は突然に〜

本当は長谷川君の言っていた
「さっきも会った」の意味は分かっていた。
なのに言えなかった自分が悔しい。

今からでも
まだ間に合う.....

そして長谷川君に言おうとしたら

「キャッチしーや!

ほいっ!」

長谷川君が
紙パックのフルーツオレを私にそっと
投げてくれた。





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