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ありったけの「ありがとう」を君に

第2章 〜そして接点は突然に〜

私たちが連絡先を交換した頃に
学校のチャイムがなり、教室に戻ろうとしたら
長谷川君が自分の携帯を見て私に話しかけた。

「梨流.....っていうんかぁ。
じゃあ梨流って呼ぶな!」

と言われて

「理叶.....っていうのかぁ。
じゃあ梨叶君って呼ぶね!」

と、初めて笑顔で話返すと
くしゃっとした笑顔で梨叶君は

「あ、今真似したやろー?
可愛いやつかっ」

と言って教室に帰って行った。

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