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ありったけの「ありがとう」を君に

第3章 〜知るといつかは〜

それを聞いた理叶君は真剣な顔で
私に質問してきた。

「それがめんどくさい女なら
俺はめんどくさい女の方が好きやで?」

「え、じゃあいいの?」

「その代わりに一つだけお願いしていい?」

理叶君からお願いされるのは初めて。
わがまま聞いてもらってるから
なるべく力になりたいな.....

「いいよ。教えて。」

「明日の学校のお昼休み
一緒にご飯食べへん?」

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